
鶏肉は体を冷やしてしまう
そんな風に言われたら
迷っちゃいますよね
鶏肉のはなしから見えてきた
誰から学ぶかの大切さ
今日はそんなお話です
先日講座のときに生徒さんが
って
でもその生徒さんは
鶏肉って体を温めるんじゃないの?
って伝えたら
先生から鶏肉は季節によって
作用が変わるって言われたらしくて
って質問を受けた
んーー正直
その先生がどういう考えで
そう言わはったのかはわからんけど
東洋医学や薬膳の世界では
鶏肉は“温性(おんせい)”の食材
つまり
身体を温める力がある
ってされてる
血行を促したり
胃腸を元気にしてくれたり
●手足が冷えやすい子
●お腹をこわしやすい子
●なんだか元気が出にくい子
そんなタイプの子に
向いていると言われている
部位によって少し作用は違って
鶏もも肉は
脂がのっていて
より温める力が強め
鶏むね肉やささみは
あっさりしていて
温め効果は少し穏やか
だから寒い季節なんかには
鶏もも肉を使って
温かいスープで煮てあげると
身体もぽかぽかして
消化にもやさしい
でも…
って言われたら
真逆のこと言われてるから
って
頭がこんがらがってしまいますよね
実はこれ鶏肉だけではなく
よくある話なんです
学ぶ人が違えば
伝えることも変わる
手作りごはんも
本当に色んな考え方があります
生食がいいって人もいれば
加熱食がいいって人もいる
わんちゃんは
肉食だからお肉だけでいい
っていう人もいれば
肉食じゃないから
バランスが大事
って言う人もいる
塩分は一切ダメって
伝える人もいれば
必要な塩分は
ちゃんと摂るべき
って考えの人もいます
ネット上には
色んな情報があふれてるし
講座でも先生によって
考え方や方針はバラバラ
たとえ同じ流派で
同じ資格を持ってる先生でも
その人自身の
経験や価値観・想いによって
伝える内容の
“ニュアンス”が変わってくる
だからね
「誰から学ぶか」
ここがとっても大切
いろんな情報をとって
いいとこ取りして
ってやっていこうとする人が
やっぱり多いんやけど
自分に合うものを選んでるようで
実は一番大切な“土台”ができないまま
やっちゃってることがある
情報同士がぶつかって
余計に不安になったり
1番大事なところが
抜けてしまったり
その結果
せっかく頑張ってるのに…
わんちゃんが体調を崩したり
良い結果が望めないことも
こんなんだと
誰も幸せにならないんです
塩分はダメって
ネット情報を信じてる人から
Instagramでぽんちゃんが
うどんを食べてるのを見て
パンやうどんも塩分があるから
あげたらダメです
ってコメントをいただいたこともある
でもね
パンやうどんに含まれてる塩分より
ペットフードに含まれてる塩分の方が多い
例えば3kgの
わんちゃんが食べるペットフードに
11.27gの塩分が含まれていたりする
食パン1枚(6枚切り)だと0.7g
ロールパン2個で0.7g
クロワッサン2個で0.8g
フランスパン2切れで1.0g
うどん1玉でも0.7g
ねっ
ペットフードの方が塩分が多いでしょ
しかもペットフードは
毎日食べさせるけど
パンやうどんは
たまにあげる程度
だからこそ
正しい情報を
信頼できるたった一人の
人から学ぶこと
ここが
わんちゃんのためにも
飼い主さん自身のためにも
1番の選択になります
情報に振り回されすぎずに
安心して手作りごはんが出来るように
たった1人の信頼できる人と
出逢ってくださいね
応援してます
Profile
1975年、京都府生まれ
自分の作った料理で人を笑顔にしたいと、板前の世界に飛び込み、京料理の老舗”美濃吉”で5年間勤務
その後、完全手作りの定食屋さんを開業
料理の世界から離れ
結婚数年後、旦那が私の作った料理を食べてくれなくなり、合わせて、娘が人前でごはんを食べれなくなり拒食症に
板前として磨いた料理の腕も虚しく
2人に何とかごはんを食べて欲しく、悩みまくって料理を作った日々
しかし「なぜ食べれないのか」には耳を傾けず、寄り添えなかった経験が使命へ繋がる
旦那とのコミュニケーションを避け、お互いが相手に寄り添えず離婚
離婚後、旦那の病気が発覚し、突然の死
死の発見者となり精神的に不安定になり、その状態から救ってくれた”わんちゃん”に、何の疑問も持たず当たり前のように“ペットフード”を与えるが“ペットフード”の危険性を知り手作りごはんに出会う
ペット食育協会APNAでわんちゃんの手作りごはんを学び、ペット食育上級指導士になる
日本料理の板前の経験から、わんちゃんも人も一緒に取り分けで美味しく食べれる
「家族みんなで食べられる手作りごはん」を考案
今まで携わった手作りごはんの数は25,000食以上
無添加の手作りおやつをオンライン・委託店舗で販売
笑顔溢れる明るい未来へ
わんちゃんと飼い主さんが一緒に心躍る
楽しい日々を過ごせるようにすると
わんちゃんと飼い主さんに寄り添っている
★調理師免許取得
★APNA上級指導士