おだしの日
和食の基本やけど
意外と知られてへん
お出汁のひき方
せっかくやし
ちょっと丁寧に
お出汁を味わってみませんか?

本日10月28日は
おだしの日
大阪府箕面市に本社を置き
「おだし」にこだわった飲食チェーンを展開する
株式会社太鼓亭が制定
かつお節の燻乾カビ付け製法を考案した
角屋甚太郎の命日から
おだしの日に
和食の基本である
おだしの魅力を知って欲しい
って想いが目的となってる
お出汁と言えば
和食の基本中の基本
出し巻きひとつにしても
お出汁で味が変わってくる
私はお出汁をたっぷり入れて
ふわふわに巻き上げた出し巻きに
大根おろしにお醤油
これが1番好き

出し巻き巻くときもやけど
毎日お味噌汁作るのも
かつおと昆布で
1番出汁をひいてって
毎日出来たら良いけど
めんどくさくて
そんなん出来ない
って人も多いし
そもそも出汁のひき方
そんなん知らんって人も
多くなってきている
ひき方のコツは
後で伝えるとして
今は便利な粉末のお出汁が
色んな種類販売されてて
使ってはる人も多いと思う

使うなーーって
そんなことんじゃなくて
私も自分が納得いく
粉末出しを使ってる
使うことが悪いのではなく
何を使うかを選んで欲しい
ひとことで
粉末出汁って言っても
添加物の入ったものもあれば
無添加のものもある
どっちを選ぶかで
味も健康も変わってくる
粉末出汁だけでなく
何かを選ぶときは
”質”に目を向けて欲しい
って気になる方は連絡貰ったら
お伝えさせてもらいます
粉末出汁の良いんやけど
折角のお出汁の日なので
1番シンプルな
一番出汁のひきかたを
かつおと昆布の良し悪しで
味が全然変わってくる
そんな違わんやろって
思わはるかもしれへんけど
めちゃくちゃ違ってくる

かつおぶし
なかなか家で削ってはる人
少ないと思う
私も昔お店やってた時は
毎日削ってお出汁ひいてたけど
今は削り器すら持ってない
出来るだけ削りたての方が
美味しいから使う寸前に
削ってあげるのが正解
持ってない場合は
削りたてのもの購入して
風味が落ちてくるから
大きいサイズや買いだめはやめて
1週間程度で使い切るのが理想

昆布
幅が広くて肉厚
艶があってあめ色
良く乾燥しているのが理想
①昆布の表面を
固く絞ったぬれ布巾でふく
砂やほこりを落としだけ
この時
表面の白い粉は旨味成分なので
ゴシゴシ落としてしまうと
旨味が逃げてしまう
②お水の中に昆布をいれて
暫くおいておく
板前時代は前の晩につけて帰って
朝イチにひいてたよ
③火にかける
弱火の中火位の火加減で
ゆっくり煮だす
温度として60℃ほど
④沸騰直前に昆布をあげて
身の分厚いところに爪を立てて
爪が立てば昆布の旨味が出ているので
火を止めて昆布を引き上げる
⑤沸騰している場合はさし水で
沸騰をおさえる
⑥沸騰がおさまったら
鰹節を一気に入れて
ひと煮立ちしたら火を止め
あくを丁寧にとる
⑦かつお節が沈んで来たら
ザルに布巾を引いて
静かにこしていく
⑧透き通った色のきれいな
一番だしの出来上がり

一番出汁はお出汁は
香りがよくて雑味も少ないので
お吸い物
茶碗蒸し
出しまき玉子
煮物にも最適
お出汁本来の味を
休日のゆったりした料理の時間に
少しの手間をかけてお出汁を引いて
楽しんで貰えたら嬉しいです
応援しています
Profile
1975年、京都府生まれ
自分の作った料理で人を笑顔にしたいと、板前の世界に飛び込み、京料理の老舗”美濃吉”で5年間勤務
その後、完全手作りの定食屋さんを開業
料理の世界から離れ
結婚数年後、旦那が私の作った料理を食べてくれなくなり、合わせて、娘が人前でごはんを食べれなくなり拒食症に
板前として磨いた料理の腕も虚しく
2人に何とかごはんを食べて欲しく、悩みまくって料理を作った日々
しかし「なぜ食べれないのか」には耳を傾けず、寄り添えなかった経験が使命へ繋がる
旦那とのコミュニケーションを避け、お互いが相手に寄り添えず離婚
離婚後、旦那の病気が発覚し、突然の死
死の発見者となり精神的に不安定になり、その状態から救ってくれた”わんちゃん”に、何の疑問も持たず当たり前のように“ペットフード”を与えるが“ペットフード”の危険性を知り手作りごはんに出会う
ペット食育協会APNAでわんちゃんの手作りごはんを学び、ペット食育上級指導士になる
日本料理の板前の経験から、わんちゃんも人も一緒に取り分けで美味しく食べれる
「家族みんなで食べられる手作りごはん」を考案
今まで携わった手作りごはんの数は25,000食以上
無添加の手作りおやつをオンライン・委託店舗で販売
笑顔溢れる明るい未来へ
わんちゃんと飼い主さんが一緒に心躍る
楽しい日々を過ごせるようにすると
わんちゃんと飼い主さんに寄り添っている
★調理師免許取得
★APNA上級指導士