わんちゃんが歳をとってくると
ペットフードを食べなくなる
ごはんに飽きたとかって
勝手に判断してしまいがちやけど
本当はそこじゃない
今日はそんなお話です
公園で井戸端会議中の
飼い主さん同士の会話
最近うちの子ごはんを
食べなくて困ってるねん
いい歳やし食べてくれな
心配でしゃーないわ
そりゃ、あんた
ごはんに飽きたんやで
美味しいのに変えたり
ちょっとコーナン行って
他のん見てくるわ
横でこっそっと聞いてたんやけど
ごはん食べなくなったのは
13歳のチワワちゃん
私が手作りごはんやってるの
知らはらへんし
何も言わんと話聞いてた
ペットフードを食べなくなったから
そのペットフードに飽きてしまったから
他のに変えてあげると食べてくれる
そんな風に話がまとまってた
さてさて結果はいかに
そもそもなんで
わんちゃんがペットフードを
食べなくなってしまったのか?
年齢が関係している
人も歳をとってくると
段々と食欲が落ちてしまって
食べなくなってくる
めっちゃ元気で
食欲もりもりな
おじいちゃん・おばあちゃんも
確かにいてはるけど
現役バリバリの時より
食べれなくなってくる
わんちゃんも一緒で
シニアになってくると
段々食欲が落ちてきてしまう
わんちゃんのシニア期は
7歳からって言われてるけど
老化のスピードは
わんちゃんの個体個体
生活環境で変わってくる
それがなにで変わるかは
ちょっと置いといて
なんでシニアになると
食欲が落ちてくるのか
消化機能や代謝の低下
老犬になってくると
寝てる時間が増えたり
動かなくなってしまう
これによって
消費エネルギーが減ったり
基礎代謝が低下してきて
食欲が落ちてしまう
対処法
✅出来るだけ内臓に負担がないように
ごはんの量の見直し
✅食事回数を増やしてあげる
✅ごはんを食べろって
プレッシャーを与えない
視力・嗅覚・味覚の低下
老犬になってくると
五感が衰えてくる
出されたごはんが
美味しいって感じなくなる
人も
匂いもわかんなくて
音も聞こえない状態で
食べ物を食べさせられても
美味しいって感じないでしょ
それと一緒
対処法
✅ドライフードをふやかしてあげる
✅温めてあげて嗅覚を刺激
✅ウェットフードの活用
3歳以上のわんちゃんの
80%以上が歯周病と
言われている
わんちゃんの世界で
乳歯が抜けて
歯が生えそろった頃から
ちゃんとした歯磨きをすることが大切
対処法
✅パピーのころから
ちゃんとした歯のケアをしてあげる
✅柔らかく消化のいいものをあげる
✅歯がなくても食べてる
ペースト状のものを
足腰が弱ってくると
今までは大丈夫やったけど
食事の体制がツラくなって
食べづらくなる
対処法
✅台を使って高さを調整してあげる
✅角度のついた食器の活用
✅飼い主さんが食べさせてあげる
※弱ってきて食べれない時だけで
パピーちゃんには絶対したらあかんからね
こんな風に食べなくなってしまう
原因っていっぱいある
食べないペットフードを食べさせるより
美味しい手作りごはんをあげてほしい
どんな風なごはんにするかは
次回のブログで
応援してます
公園の井戸端会議で
手作りごはんがいいですよって
言えればいいんやけど
ベテランのわんちゃんママ友さんばっかりで
言えなかったのは
まだまだコミュニケーションが
足らんのやろーな
Profile
1975年、京都府生まれ
自分の作った料理で人を笑顔にしたいと、板前の世界に飛び込み、京料理の老舗”美濃吉”で5年間勤務
その後、完全手作りの定食屋さんを開業
料理の世界から離れ
結婚数年後、旦那が私の作った料理を食べてくれなくなり、合わせて、娘が人前でごはんを食べれなくなり拒食症に
板前として磨いた料理の腕も虚しく
2人に何とかごはんを食べて欲しく、悩みまくって料理を作った日々
しかし「なぜ食べれないのか」には耳を傾けず、寄り添えなかった経験が使命へ繋がる
旦那とのコミュニケーションを避け、お互いが相手に寄り添えず離婚
離婚後、旦那の病気が発覚し、突然の死
死の発見者となり精神的に不安定になり、その状態から救ってくれた”わんちゃん”に、何の疑問も持たず当たり前のように“ペットフード”を与えるが“ペットフード”の危険性を知り手作りごはんに出会う
ペット食育協会APNAでわんちゃんの手作りごはんを学び、ペット食育上級指導士になる
日本料理の板前の経験から、わんちゃんも人も一緒に取り分けで美味しく食べれる
「家族みんなで食べられる手作りごはん」を考案
今まで携わった手作りごはんの数は25,000食以上
無添加の手作りおやつをオンライン・委託店舗で販売
笑顔溢れる明るい未来へ
わんちゃんと飼い主さんが一緒に心躍る
楽しい日々を過ごせるようにすると
わんちゃんと飼い主さんに寄り添っている
★調理師免許取得
★APNA上級指導士