わんちゃんは
加熱したお肉を食べると
胃腸に負担がかかるから
食べさせない方がいい
生肉をあげるべきって
話をよく聞くんやけど
その真実は
今度いつぽんちゃんのトリミングですか?
レバー低温調理したら食べたいです
って会社の子から言われた
ぽんちゃんのトリミングの時に
ほぼ毎回持っててるのが
低温調理した
牛肉とレバー
生レバーは
2011年4月に富山県の焼肉屋さんで
死者5名・被害者181名を出した
食中毒事件が原因で
2012年7月より
食品衛生法によって禁止された
O157やカンピロバクターが
食中毒の原因
低温調理したレバーは
しっかり低温で火を通して
菌を死滅させてるから
生レバーの味わいを残しつつ
安全に食べて貰える
【ユッケ】
禁止されてないけど
焼肉屋さんで提供されなくなったのは
外側を加熱してお肉の中心部だけを
提供する事は認められてるけど
手間暇がかかってしまうのと
まわりの加熱した部分をどうするかの
問題も出てくるので
チェーン店では提供しづらい
【馬刺し】
なんで馬だけ生肉でいいかってゆーと
体温が高く細菌が繁殖しにくく
元から雑菌を保有していない
馬肉は他のお肉に比べて
アレルギー性が非常に低いのも特徴
何より
馬肉の食中毒の原因になる
ザルコシスティス・フェアリーは
中心温度マイナス20℃48時間以上や
それに準ずる冷凍保存をすれば
寄生虫が死滅することがわかってる
なので馬刺しが出回ってるんですね
こんな話良く聞くんやけど
わんちゃんは元々オオカミやったから
生肉を食べるように胃腸が進化して
適応してきたから
加熱したお肉を食べると
胃腸に負担がかかるから食べない方がいい
って
生肉しかあげてはらへん
飼い主さんいてはるんやけど
これってほんまどうなん?
そもそも
オオカミが生肉食べてたとしても
今まで食べたことないものを
食べたら消化出来ないって
人も
インドに旅行に行って
初めてインド料理食べたとしても
ちゃんと消化は出来るでしょ
そもそも学術的には
生物は新しい環境に
適応できる
普通の食べ物なら
何の問題もなく
消化できる
もし出来ないってゆー人がいてはるなら
それは学術的根拠を知らはらへん
感情論なのです
生肉じゃないと
消化器系に負担がかかるって
どんな負担なんやろ?
そもそも動物は
負荷をかければ
強くなるってゆー
原理原則があるから
処理能力の範囲内であれば
負担をかけてあげても
大丈夫ってなるよね
負担ってゆーのが
胃腸が消化出来なくて
下痢をしたり嘔吐をする事やとしたら
これって一時的な反応で
人も
海外旅行に行って
現地の食物を食べたら
下痢をしたり
嘔吐したりすることがある
でもそれって
命にかかわる事ではなく
腸の中の物を
一旦体の外に出して
中身を入れ替える
これが下痢の仕組み
体が
なんか変なん入ってきた
なにこれーー
こんなんいらんもん
って体の外に出そうとしてる
正常な反応なので
気にする事ではない
だって加熱したお肉をあげて
嘔吐・下痢をして
そのまんま病気になったとしたら
それは食べ物が
原因なのではなく
隠れてた病気が出る
きっかけになっただけで
加熱したお肉を食べて
病気になるって事はない
だって
初めて食べたものでも
すい臓から正常に
消化酵素を分泌してくれる
すい臓や胃は
食べたことのある食べ物でも
食べたことのない食べ物でも
正常に消化酵素を
分泌してくれるから
消化出来ない事はないのです
それよりも
生肉のリスクの方が怖い
細菌や寄生虫
なので
加熱肉が良いとか
生肉が良いとか
って話より
わんちゃんに
リスクがあるかないを
考えて欲しい
なので
生肉を与えるのであれば
その生肉
自分も食べれる?
自分も一緒に食べれるのであれば
あたしはわんちゃんに
与えてもいいって思う
でも、食中毒になったら
どぉーしよーとか
怖いなぁって思って
食べないのであれば
わんちゃんにも
あげないでください
自分が食べれへんものを
わんちゃんにあげるなんて
あたしには考えられへん
あくまでも
あたしの持論やけど
自分の食べれないものを
わんちゃんに与えないで!
わんちゃんやから
ちょっと日にち過ぎてもいいとか
人が食べるんは嫌やけど
わんちゃんやし大丈夫とか
こんな風に考えないで欲しい
自分が食べたくないもの
食べれないものは
わんちゃんにも
与えないでくださいね
応援してます
Profile
1975年、京都府生まれ
自分の作った料理で人を笑顔にしたいと、板前の世界に飛び込み、京料理の老舗”美濃吉”で5年間勤務
その後、完全手作りの定食屋さんを開業
料理の世界から離れ
結婚数年後、旦那が私の作った料理を食べてくれなくなり、合わせて、娘が人前でごはんを食べれなくなり拒食症に
板前として磨いた料理の腕も虚しく
2人に何とかごはんを食べて欲しく、悩みまくって料理を作った日々
しかし「なぜ食べれないのか」には耳を傾けず、寄り添えなかった経験が使命へ繋がる
旦那とのコミュニケーションを避け、お互いが相手に寄り添えず離婚
離婚後、旦那の病気が発覚し、突然の死
死の発見者となり精神的に不安定になり、その状態から救ってくれた”わんちゃん”に、何の疑問も持たず当たり前のように“ペットフード”を与えるが“ペットフード”の危険性を知り手作りごはんに出会う
ペット食育協会APNAでわんちゃんの手作りごはんを学び、ペット食育上級指導士になる
日本料理の板前の経験から、わんちゃんも人も一緒に取り分けで美味しく食べれる
「家族みんなで食べられる手作りごはん」を考案
今まで携わった手作りごはんの数は25,000食以上
無添加の手作りおやつをオンライン・委託店舗で販売
笑顔溢れる明るい未来へ
わんちゃんと飼い主さんが一緒に心躍る
楽しい日々を過ごせるようにすると
わんちゃんと飼い主さんに寄り添っている
★調理師免許取得
★APNA上級指導士