
ごはんにふりかけるだけで
歯ピカピカの魔法の粉
こんなんで歯磨きなんて出来ない
わんちゃんの歯は
信頼関係の上に成り立つ
毎日のケアが大切
大切な家族を守るために
今日はそんなお話です
先日久しぶりに
ぽんちゃんを迎えたペットショップを
のぞいてきました
待ち合わせまで時間が空いてしまったので
市場調査も兼ねて
まだ2ヶ月とか3ヶ月
涙焼け・よだれ焼けが酷い子が多く
気になって仕方なかった
こんな小さいうちから
体にいろんなもん溜め込んでるって
ほんま大変やと思う
迎えた時にすでに毛が色づいてたら
って思い込んでしまう
飼い主さんいてはるかも知れない
そんな風に見ていると
店員さんに
いえ、こちらでうちの子迎えたので
懐かしくて見にきました
5歳6ヶ月です
って言った瞬間
急に後ろの棚から商品をとって
って勧められた
年齢聞いて
この人、歯磨きしてないやろう
って思われたのが
口調と表情から見えてしまった
きっと店員さんは
歯磨きしないとダメって
分かってるけど出来てなくて…
ごはんにふりかけるだけでいいなら
購入させてもらいます
っ期待してはったんやと思う
毎日歯磨きしっかりしてるので
必要ありません
って答えたら
めっちゃバツの
悪そうな顔してはった
実際、歯磨きって難しいし
嫌がる子も多い
毎日続けるのは
ほんまに大変やから
そんな魔法の粉があるなら
つい試してみたくなる気持ちもわかる
けどね人やと
この粉をふりかけるだけで
歯磨き不要です
って歯医者さんに言われたとしても
そんなんで歯がキレイになるわけないやん
って思いませんか?
でも
わんちゃんやと
ってなっちゃうのが
不思議で仕方ない
人は年齢を重ねて
歯磨きができなくなった
おじいちゃんおばあちゃんでも
ヘルパーさんが
ちゃんと歯を磨いてくれはる
入院中の父も
歯磨きは自分でしてるけど
頼んでないのに
月2回も歯医者さんが診察して
歯のチェックをされている
それくらいお口のケアは
大事やって認識されてるのに
わんちゃんは
ごはんに魔法の粉を
ふりかけて済まそうとする
わんちゃんの歯も人と同じように
ガーゼでぬめりを取って
歯ブラシで1本1本磨かなあかん
放っといたら
歯周病になってしまう
歯周病菌が
口の中に
ずっといてる状態が続くと
その歯周病菌が
体の中に入ってきて
腸内環境が崩れて
体のフィルター部分の
腎臓が悲鳴をあげてしまって
腎不全や
腎臓病
になってしまったり
それだけでは
歯周病菌の
魔の手は収まらず
心臓をも
むしばんでくる
歯周病が原因で
様々な病気になってしまう
最初に気づくサインは
口臭
わんちゃんのお口が
臭くなってくる
毎日一緒にいてると
当り前になって気づかん
ってことが起こりうるから
第三者に匂いチェックしてもらう
お皿のぬるぬる感も
歯磨きしてる子としてない子で
全然違ってる
歯周病になってしまうと
歯石を取り除くのに
全身麻酔をしたりって
リスクも増えてくる
なので
きっちり歯磨きしないとあかん
それでも
ごはんふりかけるだけでいい
魔法の粉を使おうと
って思えるんだろうか??
そんなこと絶対ない
人で考えたらわかるよね
ほんまに
ごはんにふりかけるだけで
歯磨きが出来る魔法の粉があるなら
人でもあるはずやもん
わんちゃんも
1本ずつ歯ブラシで磨いて
ガーゼでぬめりを取ってあげる
嫌がるのを無理矢理とか
わんちゃんの気持ちを
考えてないから
わんちゃんの気持ちを考えて
信頼関係を築いて
歯磨きをしてください
応援してます
Profile
1975年、京都府生まれ
自分の作った料理で人を笑顔にしたいと、板前の世界に飛び込み、京料理の老舗”美濃吉”で5年間勤務
その後、完全手作りの定食屋さんを開業
料理の世界から離れ
結婚数年後、旦那が私の作った料理を食べてくれなくなり、合わせて、娘が人前でごはんを食べれなくなり拒食症に
板前として磨いた料理の腕も虚しく
2人に何とかごはんを食べて欲しく、悩みまくって料理を作った日々
しかし「なぜ食べれないのか」には耳を傾けず、寄り添えなかった経験が使命へ繋がる
旦那とのコミュニケーションを避け、お互いが相手に寄り添えず離婚
離婚後、旦那の病気が発覚し、突然の死
死の発見者となり精神的に不安定になり、その状態から救ってくれた”わんちゃん”に、何の疑問も持たず当たり前のように“ペットフード”を与えるが“ペットフード”の危険性を知り手作りごはんに出会う
ペット食育協会APNAでわんちゃんの手作りごはんを学び、ペット食育上級指導士になる
日本料理の板前の経験から、わんちゃんも人も一緒に取り分けで美味しく食べれる
「家族みんなで食べられる手作りごはん」を考案
今まで携わった手作りごはんの数は25,000食以上
無添加の手作りおやつをオンライン・委託店舗で販売
笑顔溢れる明るい未来へ
わんちゃんと飼い主さんが一緒に心躍る
楽しい日々を過ごせるようにすると
わんちゃんと飼い主さんに寄り添っている
★調理師免許取得
★APNA上級指導士