
今日はマッチの日
子どもの頃の火の思い出から
わんちゃんごはんに
「火を通すこと」の大切さ
今日はそんなお話です
本日9月16日はマッチの日
1948年9月16日
それまで配給制だったマッチの
自由販売が認められたことに由来
忘れもしない小学1年生の時
習っていたお茶のお茶会の朝
出発前に家族みんなは1階で
バタバタ準備をしてはるのに
私は2階の
おばあちゃんの部屋でひとり
マッチをすって火をつけて眺めて
ゴミ箱に捨てて
この行動をひたすら繰り返してた
なんでそんなんやってたかとかは
全然覚えてないんやけど
ほんまに無心で
マッチをすって火を眺めてた
数十本すった時に
火が消え切ってなくて
ゴミ箱が燃えて・・・
炎が上がってしまった
ゴミ箱が燃えてる
って叫んだら
慌てて家族が来てくれて
火を消してくれた
その後はお茶会に行くまで
めちゃくちゃ怒られ
蔵に閉じ込められた思い出が
マッチの日って聞いて
その場面が思い浮かんだ
火は危ない
でも私たちの暮らしに欠かせない
存在でもあるんです
ごはんを炊くのも
お味噌汁作るのも
火があるからこそ
わんちゃんのごはんも
生肉で食べるよりも
加熱肉の方がいい
って言っても
生肉派の方からしたら
加熱なんてもってのほか
加熱派の方からしたら
生肉なんてもってのほか
真逆の考え方になる
講座を受けてくれはる方も
って言われる方がいてはる
ただ私は
生肉はおすすめしてない
なので
生徒さんも生肉をあげる方はいてない
その理由は
自分の食べれないものを
わんちゃんにあげない
この価値観があるから
生肉をあげない理由は
細菌や寄生虫のリスクはあるから
人も
数十年前までは焼肉屋さんで
生肉や生レバー普通に食べてたよね
でも2011年富山県の焼肉屋さんで
O157やカンピロバクターによる
大規模な食中毒が起きて
死者5名・被害者181名を出す
大事件が起こってしまった
それがきっかけで
2012年食品衛生法によって
生肉の提供が禁止された
人が生肉あかんのに
わんちゃんは大丈夫なんかなぁ
昔は狩りをして生肉を食べてたから
生肉の方がいい
って声も多く聞かれる
でも今のわんちゃんは
狩りをしてるんではなく
飼い主さんからもらってる
おうちでぬくぬく育ってる
わんちゃんには
野生の頃と一緒やって言うのは
ちょっと無理があるんちゃうかなぁ
だって
ペットフードあげてる時点で
生肉ちゃうよね
火を通すメリットも大きくて
熱を入れることで
細菌・寄生虫のリスクを減らせるし
香りも立つから食欲がわく
負担がかかるから加熱は良くない
って意見もあるけど
学術的に
生物は新しい環境に
適応できる
普通の食べ物なら
何の問題もなく
消化できる
もし出来ないってゆー人がいてはるなら
それは学術的根拠を知らへん
感情論なのです
感情で動くといい事は
絶対にない
負担になるっていうのも
そもそも動物は
負荷をかければ
強くなるっていう
原理原則がある
から
処理能力の範囲内であれば
負担をかけてあげても
大丈夫
人もランニング開始した時
最初は足がダルくてしんどくて
どうしょうもなくて
もうやめたいって思うけど
毎日走り続けると
段々なれて筋肉がついてくるでしょ
それと同じなんです
やから
生肉をあげて
食中毒になるリスクを
考えるとともに
そのお肉を自分も食べれるか
ってことを考えてみてください
応援してます
Profile
1975年、京都府生まれ
自分の作った料理で人を笑顔にしたいと、板前の世界に飛び込み、京料理の老舗”美濃吉”で5年間勤務
その後、完全手作りの定食屋さんを開業
料理の世界から離れ
結婚数年後、旦那が私の作った料理を食べてくれなくなり、合わせて、娘が人前でごはんを食べれなくなり拒食症に
板前として磨いた料理の腕も虚しく
2人に何とかごはんを食べて欲しく、悩みまくって料理を作った日々
しかし「なぜ食べれないのか」には耳を傾けず、寄り添えなかった経験が使命へ繋がる
旦那とのコミュニケーションを避け、お互いが相手に寄り添えず離婚
離婚後、旦那の病気が発覚し、突然の死
死の発見者となり精神的に不安定になり、その状態から救ってくれた”わんちゃん”に、何の疑問も持たず当たり前のように“ペットフード”を与えるが“ペットフード”の危険性を知り手作りごはんに出会う
ペット食育協会APNAでわんちゃんの手作りごはんを学び、ペット食育上級指導士になる
日本料理の板前の経験から、わんちゃんも人も一緒に取り分けで美味しく食べれる
「家族みんなで食べられる手作りごはん」を考案
今まで携わった手作りごはんの数は25,000食以上
無添加の手作りおやつをオンライン・委託店舗で販売
笑顔溢れる明るい未来へ
わんちゃんと飼い主さんが一緒に心躍る
楽しい日々を過ごせるようにすると
わんちゃんと飼い主さんに寄り添っている
★調理師免許取得
★APNA上級指導士