涼しい季節は
常温保存してたり
冷蔵庫保管してたのが
湿度が高くなってきて
暑くなってきて
食品の衛生管理が
必要となってくる
今日は食品の
冷凍保管について
家族みんなを笑顔にする
わんちゃんの手作りごはん
研究家のかおりんがお話します
ってLINEが届いた
これだけやと
どんな状態かわからんから
聞いてくと
わんちゃんのご褒美を作って
いっぱい作ったから
冷凍保管してた
これって風味どうなんやろ?
ってなったらしい
冷凍しちゃうと
風味は落ちてしまう
これはどうすることも出来ない
でも冷凍する時に
ちょっとしたコツがある
生とご褒美に加工した物
両方共通で書いていきますね
★空気に触れさせない
・空気に触れると参加が進んで劣化する
・出来るだけ空気に触れないようにする
・パックで売られている物はパックから出して
1回に使い切れる量を真空にする
※密閉・密封は基本中の基本
真空にする事で冷凍やけも防げる
★できるだけ早く凍らせる
・冷凍までに時間がかかると風味が失われる
・冷凍するのが分かってる場合は
購入後直ぐに冷凍する
1度冷蔵庫に入れて使わないからって
冷凍庫に入れないで
・ご褒美も作ったら1回分ずつ小分けにして
直ぐに冷凍するのがおすすめ
※冷凍庫の急速冷凍機能があれば絶対に使用する
★水分は取っておく
・ドリップ(パックに溜まってる赤い液体)は
お肉とかが劣化してくるとおこる
そもそもドリップの出ていない新鮮な物を
購入するのが好ましい
ドリップが出てる場合は表面を良く拭き取って
冷凍する
★下ごしらえをしておく
・冷凍前に味噌漬けや調味料に漬けて
冷凍することで冷凍庫の匂い移りが
気にならなくなったり
解凍後の調理も楽に
こんな風に
冷凍する時に
気を付ける事で
風味の劣化を
少しマシに出来る
でもやっぱり冷凍すると
風味が落ちてしまうのは
しょーがない
なので
冷凍した日を
必ず書いておく
※これやってないと
いつのんかわからんってなる
冷凍した日から
3週間以内に
必ず使い切る
※1ヶ月っていわはる事もあるけど
早ければ早い方が良い
次は解凍方法について
★1番のおすすめは
冷蔵庫に移して自然解凍
時間がかかるけど、ゆっくり解凍することで
肉汁が出るのを抑えれる
★氷水を入れた
ボウルなどに浸けて解凍
冷蔵庫より時間が短縮出来るので
急いでる時にオススメ
レンジを使ったり
常温解凍をすると
菌が繁殖しちゃったり
肉汁が出てきて
折角ちゃんと冷凍したのに
風味が落ちてしまう
かおりんの
ワンポイントアドバイス
完全に解凍してしまうと
ドリップが出っちゃったり
うまみが逃げていちゃうので
外側は解凍出来てて
内側は少しだけ凍ってる
『半解凍』の状態で調理すると
うまみが逃げにくい
でもね
日付書いてても
冷凍庫の下の方とか奥の方から
こんなんあったんや
って見つかるかも知れへん
「冷凍やけ」してしまって
「冷凍やけの匂い」が
ついてしまったってのは
冷凍庫に保管すると
必ず起こる症状で
風味・色・味が劣化する
ちょっとでも美味しく
食べたいですよね
対処法
★お酒をふりかける
・解凍する時にお酒をふりかけてから
アルコールがとぶときに嫌な匂いの成分も
一緒に飛ばしてくれる
・お酒をふりかける事で失われた水分も補って
パサつきも軽減できる
※冷凍ごはんをそのまんま温めると
パサパサして匂いが気になるって方にオススメ
★塩水に浸ける
・冷凍やけするとお肉がパサパサしちゃう
お肉の水分が蒸発しちゃったから
パサパサになったお肉の場合、塩水に浸けると
復活させることができる
なんでかってゆーと、塩水に浸ける事で
浸透圧の関係で抜けた水分がお肉にかえってくから
★牛乳に浸ける
・牛乳が匂いを吸着して取ってくれる
解凍したお肉やお魚の匂いが気になる場合は
牛乳に30分から1時間作るのがいい
って牛乳に浸けるん抵抗あるって方もやはるかも
★味でごまかす
・1番手っ取り早い方法
〇ニンニク・生姜・お醤油とかに付けてから揚げ
〇すりおろし玉ねぎと・生姜で生姜焼き
〇赤ワインをきかせたビーフシチュー
〇スパイスをふんだんに使ったカレー
〇生姜をきかせた甘辛いしぐれ煮
とか調理法を工夫
今からの季節
冷凍保存することが
増えてくると思うので
処置をちゃんとする事で
美味しく食べれるよーに
やっていきましょう
わんちゃんのご褒美は
オーブンで焼いたり
フードドライヤーで
ジャーキーにしたりした後
直ぐに1日に使う量を
小分け冷凍
前日の夜に冷蔵庫へ
使う分だけを
冷蔵庫から
出して使うのが理想です
1週間分位作って冷凍して
使っていく事をおススメ
これいつのやったけって
冷凍室の中で
忘れ去られないように
気を付けてね
応援してます
Profile
1975年、京都府生まれ
自分の作った料理で人を笑顔にしたいと、板前の世界に飛び込み、京料理の老舗”美濃吉”で5年間勤務
その後、完全手作りの定食屋さんを開業
料理の世界から離れ
結婚数年後、旦那が私の作った料理を食べてくれなくなり、合わせて、娘が人前でごはんを食べれなくなり拒食症に
板前として磨いた料理の腕も虚しく
2人に何とかごはんを食べて欲しく、悩みまくって料理を作った日々
しかし「なぜ食べれないのか」には耳を傾けず、寄り添えなかった経験が使命へ繋がる
旦那とのコミュニケーションを避け、お互いが相手に寄り添えず離婚
離婚後、旦那の病気が発覚し、突然の死
死の発見者となり精神的に不安定になり、その状態から救ってくれた”わんちゃん”に、何の疑問も持たず当たり前のように“ペットフード”を与えるが“ペットフード”の危険性を知り手作りごはんに出会う
ペット食育協会APNAでわんちゃんの手作りごはんを学び、ペット食育上級指導士になる
日本料理の板前の経験から、わんちゃんも人も一緒に取り分けで美味しく食べれる
「家族みんなで食べられる手作りごはん」を考案
今まで携わった手作りごはんの数は25,000食以上
無添加の手作りおやつをオンライン・委託店舗で販売
笑顔溢れる明るい未来へ
わんちゃんと飼い主さんが一緒に心躍る
楽しい日々を過ごせるようにすると
わんちゃんと飼い主さんに寄り添っている
★調理師免許取得
★APNA上級指導士