
今日5月5日は
「こどもの日」
そして「端午の節句」
子どもの頃は
あちこちの家で
こいのぼりが泳いでいて
空を見上げるのが
とても楽しみやったけど
今は時代なのか
土地柄なのか
こいのぼりが
泳いでいるのを見ない
見るといえば
スーパーでお菓子のついた
小さなこいのぼり
「子どもの日」
ってことで
わたしが大切にしているのが
行事食
家族みんなで
元気に過ごせることに
感謝する日
「こどもの日」は
こどもの人格を重んじ
こどもの幸福をはかるとともに
お母さんにもありがとうを伝える日
そして
「端午の節句」は
中国から伝わった風習で
古くから男の子の健やかな成長を願って
行われてきた行事
菖蒲湯に入って
厄を祓ったり
無病息災を願ったり
せっかくなので
5月5日って
どんなことをする日
鯉はとても生命力の強いお魚で
滝をのぼって竜になるという伝説もあります
子どもたちが元気に育ちますように
いつか立派な人になりますように
という願いが込められているんです
もともとは武家社会の風習から
戦で自分を守る「兜」は
強さや守りのシンボルとして
飾られてきました
だからこそ
子どもたちが事故や病気から守られ
たくましく育ちますようにという
願いもこもっているんです
端午の節句は
菖蒲の節句とも呼ばれてる
5月ごろに花を咲かせる菖蒲
「尚武(しょうぶ)」武を重んじる
という言葉にもかけられてる
もち米やうるち米を
笹の葉で包んで蒸したもの
元々は中国の故事が由来と言われていて
災いをよける食べ物とされてきたんです
お餅であんこを包み
柏の葉っぱでくるんだもの
柏の木は
新芽が出るまで古い葉が落ちないことから
家系が絶えない=子孫繁栄の意味がある
かつおは勝男(かつお)という
語呂合わせから
強くたくましく育ってほしいという
願いが込められている
ぶりやすずきは
「出世魚」
大きくなるにつれて名前が変わる魚
子どもの成長と出世を
願う意味もあるんです
ぶりの名前の変化は関東と関西で違う
▶関東では
ワカシ→イナダ→ワラサ→ぶり
▶関西では
モジャコ→ワカナ→ツバス→ハマチ→メジロ→ぶり
ハマチもぶりも同じ魚だったん!
って初めて知る方もいるかもしれませんね
「こどもの日」や「端午の節句」は
おひな様のちらし寿司みたいに
これって決まった料理は少ない
だからこそ
自由に楽しく気持ちをこめて
たとえば
こいのぼりや兜のかたちにした
ごはんを作ってみたり
旬の食材を使って
行事を感じるひと皿にしてみたり
そしてもうひとつ
伝えたいことが
わんちゃんにも
行事食の楽しみを
家族の一員である
わんちゃんにも
一緒に季節や行事を
感じてもらえたら嬉しい
特別な日のスペシャルごはんは
おいしいだけじゃなく
「今日という日が大事な日」
って伝える
愛情のカタチ
日本には四季があって
それぞれに旬があるように
行事にも意味があって
その1つ1つを
大切にしていきたい
今年の5月5日
どう過ごしますか??
ちょっとだけ手をかけて
わんちゃんと家族みんなで
行事食を楽しんでもみてください
いつもそばにあるごはんが
心を結ぶものになりますように
応援してます
Profile
1975年、京都府生まれ
自分の作った料理で人を笑顔にしたいと、板前の世界に飛び込み、京料理の老舗”美濃吉”で5年間勤務
その後、完全手作りの定食屋さんを開業
料理の世界から離れ
結婚数年後、旦那が私の作った料理を食べてくれなくなり、合わせて、娘が人前でごはんを食べれなくなり拒食症に
板前として磨いた料理の腕も虚しく
2人に何とかごはんを食べて欲しく、悩みまくって料理を作った日々
しかし「なぜ食べれないのか」には耳を傾けず、寄り添えなかった経験が使命へ繋がる
旦那とのコミュニケーションを避け、お互いが相手に寄り添えず離婚
離婚後、旦那の病気が発覚し、突然の死
死の発見者となり精神的に不安定になり、その状態から救ってくれた”わんちゃん”に、何の疑問も持たず当たり前のように“ペットフード”を与えるが“ペットフード”の危険性を知り手作りごはんに出会う
ペット食育協会APNAでわんちゃんの手作りごはんを学び、ペット食育上級指導士になる
日本料理の板前の経験から、わんちゃんも人も一緒に取り分けで美味しく食べれる
「家族みんなで食べられる手作りごはん」を考案
今まで携わった手作りごはんの数は25,000食以上
無添加の手作りおやつをオンライン・委託店舗で販売
笑顔溢れる明るい未来へ
わんちゃんと飼い主さんが一緒に心躍る
楽しい日々を過ごせるようにすると
わんちゃんと飼い主さんに寄り添っている
★調理師免許取得
★APNA上級指導士