
BARF式生食を
始めたらしい聞いて
生肉ってほんまに安全なん?
昔オオカミやったから
大丈夫って話はよく聞くけど
本当はどうなの??
私が生肉をあげたくない理由
今日はそんなお話です
先日の講座の時に
BARF式生食を友だちのわんちゃんが
始めたらしいのですがどうなんですか?
って聞かれた
BARF(バーフ)っていうのは
「Biologically Appropriate Raw Food」
直訳すると
「生物学的に適した生のごはん」
わんちゃんのご先祖さまのオオカミが
自然の中で草食動物を
丸ごと食べてたことを元にして
生で食べるのが自然や
っていう考え方
生で食べるからこそ
得られる栄養素や
草食動物の臓器
胃の内容物なども
一緒に食べることこそ
わんちゃんにとって理想の食事や
栄養バランスであるって考えで
肉とか骨とかレバーとか
あとちょっとの野菜や果物を
生のまんまであげるんが基本
割合も細かく決まってて
骨は絶対に加熱したらあかんとか
レバーは量を超えたらあかんとか
細かいルールがある
いちいち何をどれだけって
考えて作るのめんどいし
こんなん絶対作りたくない
BARF式生食をやってはったり
生肉を推奨されてる人がいてはる
Instagramで
犬 生食
って検索すると
めっちゃ出てくる
1番のポイントとして
生のお肉をあげていいのかどうか
私の個人的な価値観からすると
絶対にあげたくない
わんちゃんにあげる生肉が
人も食べて大丈夫なら
あげてもいい
そうじゃないんなら
絶対にオススメはしない
だって怖いもん
昔は焼肉屋さんで
生レバーとか生肉が
普通に食べられてた
けど2011年
富山の焼肉屋さんで食中毒が起きて
亡くなる方も出てしまった
それがきっかけで
2012年からは食品衛生法で
生レバーの提供は禁止になった
人が食べたらあかんってことは
それだけ危険があるってことやのに
わんちゃんには
生肉あげても大丈夫
っておかしくない???
たしかに
わんちゃんの祖先は
オオカミやから大丈夫!
って言わはる人もいてはるけど
でもそれって
大昔の話ちゃうん
オオカミが獲物を狩って
自然の中で生きてたんは
確かにそうやけど
時代が変わって
今のわんちゃんたちは
ぬくぬくのおうちで
やさしい飼い主さんに守られて
ごはんも用意してもらってる
お肉も冷蔵庫で保存して
ごはんも時間を決まって食べてる
それってもう
野生ではないよね
わざわざ今のわんちゃんたちに
リスクのある生肉をあげる必要性って
ほんまにあるんかな?
って疑問に思うんよね
もちろん
って成功例も
たくさんあるんかも知れへんけど
でもそれって
たまたま大丈夫やっただけかも
その生肉が原因で
食中毒や寄生虫とかが原因で
大切なわんちゃんが
しんどい思いするかも知れへん
って考えると
私は怖くて絶対にあげれへん
わんちゃん昔生肉やったって
言うんやったら
人もマンモスを狩りしてたころ
火を使う文化は出来る前は
生肉食べてたやん
そもそも
ペットフードあげてる時点で
狩りしてた時と同じごはん
って矛盾しまくってるし
学術的に
生物は新しい環境に
適応できる
普通の食べ物なら
何の問題もなく
消化できる
もし出来ないって
言う人がいてはるなら
それは学術的根拠を知らへん
感情論なのです
感情で動くといい事は
絶対にないって
めちゃくちゃ分かる
ついついやってしまうんやけど
って話は置いといて
負担になるっていうのも
そもそも動物は
負荷をかければ
強くなるっていう
原理原則がある
やから
処理能力の範囲内であれば
負担をかけてあげても
大丈夫
人も筋トレをやりだした時
最初は筋肉痛になって
痛くてツラくて
どうしょうもなくなって
もうやめたいって思うけど
毎日やり続けると
段々なれて気持ちよくなって
筋肉もついてくる
それと一緒
生肉をあげて
食中毒になるリスクを考えて
わんちゃんが
安心して食べれるごはんを
あげて欲しい
毎日のごはんに
食中毒や寄生虫のリスクがある
ってなかなかリスクが大きい
わんちゃんに
あげようとしているごはんを
人が食べれるかどうか
ここを考えてみてください
応援してます
Profile
1975年、京都府生まれ
自分の作った料理で人を笑顔にしたいと、板前の世界に飛び込み、京料理の老舗”美濃吉”で5年間勤務
その後、完全手作りの定食屋さんを開業
料理の世界から離れ
結婚数年後、旦那が私の作った料理を食べてくれなくなり、合わせて、娘が人前でごはんを食べれなくなり拒食症に
板前として磨いた料理の腕も虚しく
2人に何とかごはんを食べて欲しく、悩みまくって料理を作った日々
しかし「なぜ食べれないのか」には耳を傾けず、寄り添えなかった経験が使命へ繋がる
旦那とのコミュニケーションを避け、お互いが相手に寄り添えず離婚
離婚後、旦那の病気が発覚し、突然の死
死の発見者となり精神的に不安定になり、その状態から救ってくれた”わんちゃん”に、何の疑問も持たず当たり前のように“ペットフード”を与えるが“ペットフード”の危険性を知り手作りごはんに出会う
ペット食育協会APNAでわんちゃんの手作りごはんを学び、ペット食育上級指導士になる
日本料理の板前の経験から、わんちゃんも人も一緒に取り分けで美味しく食べれる
「家族みんなで食べられる手作りごはん」を考案
今まで携わった手作りごはんの数は25,000食以上
無添加の手作りおやつをオンライン・委託店舗で販売
笑顔溢れる明るい未来へ
わんちゃんと飼い主さんが一緒に心躍る
楽しい日々を過ごせるようにすると
わんちゃんと飼い主さんに寄り添っている
★調理師免許取得
★APNA上級指導士