低価格高品質の商品は
存在しない
その理由をしっかり理解すると
この値段の商品の原材料が
想像できる
今日はそんなお話です
先日の食事会での
生徒さんとビールの話
ずっとビールを飲んでたんですが
ビールだと太ってしまうので
最近は乾杯からハイボールです
でも瓶ビールが大好きなんです
瓶ビール・缶ビール・生ビール
さてさて違いってなんなんでしょう
中身はみんな一緒
なにも考えないで
選ぶなら
やっぱり瓶ビールが
1番美味しい
生ビールが1番って人も
多いと思うけど
生ビールは
お店側の管理状況で変わってくる
開封後何日目なのか
機材の洗浄はちゃんとしてるのか
色んな要素で変わってくる
生ビールは開封後3日で
使い切らないとあかん
開封したてと
日にちが経ったのでは
味が全然違う
なので
繁盛してるお店だと
生ビールの回転率もいいから
新鮮なビールが飲めるけど
あんまり流行ってないと
いつ開封したのか分らんって状態で
全然美味しくない
洗浄の仕方でも変わってくるしね
缶ビールもアルミ缶の匂いが
気になったりする
ちなみに
生ビールと瓶ビール
価格と量のバランスを考えても
瓶ビールがお得
価格ってことで
ビールの原価を調べてみると
ビールの原価率は20%位
ビールはダイレクトに
消費者に届くことはないから
どうしてもこうなっちゃう
ビールの20%でも
低いって思うのに
ペットフードの製造原価は
ビールより低い
10%位
これも仕方ないけど
10%って
製造会社でも
販売会社でも
全てで利益を出さないと
商売といて成り立たない
販売店に商品を卸すのは
5掛け~7掛けで卸す
例えば
販売価格1000円のフードがある
販売店に500円から700円で卸す
製造会社は
その500円から700円で
利益を出さないあかん
それ以外にも
かかる費用があって
この表を見て欲しい
販売経費や
製造費もかかってくる
どう考えても
製造原価を抑える
しか
利益を出す方法がない
ペットフード会社って
広告もバンバン使って
経費もかけてしまう
製造原価10%になっても
仕方ないけど
そもそも10%って
どういうことかっていうと
1000円/㎏ → 100円/100g
原価は10円/100g
10円/100gで材料費・加工費・人件費等
全てまかなうとすると
原材料費はいくら?
って数字みると怖くない?
100g10円のお肉ってどんなの?
そんなの絶対に食べたくない
加工食品とか加工品なら
仕方ないかも知れないけど
加工品でも
なかなかない
そんなのないよね
そこに良いものを求めても
無理が出てくる
良いものを作ろうとしたら
それだけ価格も高くなる
値段をみたら
どの程度の原材料が使われてるか
想像がつく
★価格相応
安いものには、安いなりの理由かある
★安値で高品質なモノは存在しない
★安くて良いものなどありえない
★本物は安く出来るわけがない
★低価格高品質なんて妄想でしかない
低価格高品質
消費者には魅力やけど
いい人材が
高品質な物が作れるのは
当たり前で
人材が良いってことは
それだけ人件費がかかる
原価を抑えるために
人件費を抑えると
賃金の安いところに
良い人材は集まらない
なので
低価格高品質な物を
作ろうとするのは
不可能なのです
私たち消費者が
ここを理解すると
なにが良い商品なのか
見えてくる
応援してます
Profile
1975年、京都府生まれ
自分の作った料理で人を笑顔にしたいと、板前の世界に飛び込み、京料理の老舗”美濃吉”で5年間勤務
その後、完全手作りの定食屋さんを開業
料理の世界から離れ
結婚数年後、旦那が私の作った料理を食べてくれなくなり、合わせて、娘が人前でごはんを食べれなくなり拒食症に
板前として磨いた料理の腕も虚しく
2人に何とかごはんを食べて欲しく、悩みまくって料理を作った日々
しかし「なぜ食べれないのか」には耳を傾けず、寄り添えなかった経験が使命へ繋がる
旦那とのコミュニケーションを避け、お互いが相手に寄り添えず離婚
離婚後、旦那の病気が発覚し、突然の死
死の発見者となり精神的に不安定になり、その状態から救ってくれた”わんちゃん”に、何の疑問も持たず当たり前のように“ペットフード”を与えるが“ペットフード”の危険性を知り手作りごはんに出会う
ペット食育協会APNAでわんちゃんの手作りごはんを学び、ペット食育上級指導士になる
日本料理の板前の経験から、わんちゃんも人も一緒に取り分けで美味しく食べれる
「家族みんなで食べられる手作りごはん」を考案
今まで携わった手作りごはんの数は25,000食以上
無添加の手作りおやつをオンライン・委託店舗で販売
笑顔溢れる明るい未来へ
わんちゃんと飼い主さんが一緒に心躍る
楽しい日々を過ごせるようにすると
わんちゃんと飼い主さんに寄り添っている
★調理師免許取得
★APNA上級指導士